新型コロナ対策を審査 これから追加支援も⁈ そして議員報酬削減が可決

周南市議会・臨時会が開かれ、市の新型コロナ対策や国の定額給付金の事業費を含む補正予算、そして議員報酬1割削減などの議案が可決となりました。


事業支援策は第2段も⁈

今回の補正予算は、すでに専決処分で進められている市の新型コロナウイルス対策の9つの支援策の費用を含んでいます。

ちなみに専決処分とは議会の承認を得る前に執行できる特別な行為で、今回は緊急を要する事からこの処置が取られました。

(現在の市の支援策はこちら↓)

質疑の中で市長や執行部から「今回の支援だけではなく、追加支援の編成作業をしている」という趣旨の答弁がありました。

また委員会の質疑の中でも、今回の飲食・サービス業の休業支援金について、開業から1年未満や7つの業種以外は対象外となる対象要件を今後は拡大する考えが示されました。


市内の店舗や事業者はこのいつまで続くか分からないコロナ禍で大きな打撃を受けています。今を何とかしのいで事業が継続できるように、国や県の動きを見据えながら迅速に追加支援を示してほしいと思います。


また、国の特別定額給付金を支給する費用も専決処分の補正予算が提出・承認されました。

(周南市の定額給付金についてはこちら↓)

現在、周南市ではオンラインでの受付けを行っています。郵送は5月末発送と聞いていますので忘れないように申請をお願いします。


議員報酬1割削減が可決

また今回の臨時議会では、議員提案として今年度中の「議員報酬1割削減」の条例案が提出され可決しました。

またこの「議員報酬1割削減」とは別に対抗案のような形で「期末手当返上」の議案も提出されましたが、結果は賛成少数で否決されました。


私は2つの案を並べてどちらにしようかと考えた訳ではありませんが、「議員報酬削減」に賛成しました。

その経緯は、「議員報酬1割削減」の申し入れが議員から議長に提出され、賛同の議員は署名を行うように要請があった事を受けさっそく私も共同の提出者に名を連ねました。その後、「期末手当返上」の議案が提出された事を知りましたが、すでに前項の議案に署名していた事や、多くの議員が賛同の意思を示し合意できる案である事が現実的であると考えて「議員報酬1割削減」に賛成し、「期末手当返上」には反対しました。


今回の報酬削減は市民の困難を救うための財源捻出としてはわずかな金額ですが、より大切なのはこの非常事態に市民の困難を市政に伝え行動する議員としての働きである事を胸に刻んで、真摯に活動していきます!

0コメント

  • 1000 / 1000