日新製鋼・周南製鋼所に大人の社会見学 激熱の巨大工場に潜入!
地元有数のコンビナート工場”日新製鋼・周南製鋼所”に工場見学に行ってきました。
新南陽商工会議所青年部の男塾(勉強会)の企画で、昨年の東ソー株式会社さんに続いて第2弾の工場見学です。
普段は青年部主催のイベントや地元行事などでお世話なっていたり、小さなころから地元で慣れ親しんでいる日新製鋼さんですが、多くの参加メンバーはこうして実際お仕事の現場を見るのは初めてで、訪問前から私も含めて大人気ないワクワクが止まらない様子。
まずは事務所で歓迎のご挨拶をいただき、座学で会社の歴史やステンレスの製造工程を勉強させていただきました。
日新製鋼・周南製鋼所は今年で操業60周年を迎えましたが、来年春には経営統合によって新たな踏み出されるということでした。そんな節目の年に訪問させてもらえるとは、なんだかご縁を感じながら、用意していただいたマイクロバスに乗り込み、いよいよバスは工場見学へ!
(残念ながら構内は撮影禁止なので、あとは解説でご想像ください)
まずは素材を溶かす転炉へ。
巨大な炉の窯が真っ赤な口を開け、熱気が立ち上ってくる大迫力に圧倒されました。
そして次は板状に引き延ばす圧延機に。
ここも伸びてくる赤く焼けた鉄の板の上から見ていたのですが、まるでバーベキューの鉄板の上で焼かれる肉の気分でした。
しかし目の前に広がるのは、まさに誰もが想像する工場のダイナミックな展開で、メンバー一同うなり声をあげながら魅入っていました。
また、日本初のステンレスの薄板の大量生産を可能とした設備で、昭和38年には昭和天皇・皇后両陛下もご覧になられた施設(現在は使われておらず、見学施設として活用)なども見学しました。
今回の工場見学では女性職員の皆さんで構成されたコンシェルジュによって、きめ細かく行き届いた心配りの中で工場をご案内いただきました。これは職員自らの発案による取り組みだそうです。
そうした日新製鋼さんのお引き受けのおかげで大迫力・大満足の工場見学となりました。平日の昼間の見学会で参加できたのは限られたメンバーでしたが、皆目を輝かせながら、歓声を上げながら、この年になって学ぶ楽しさを再認識したようです。
また普段身近な地元の工場である日新製鋼・周南製鋼所さんが、この地元経済をけん引し、日本の産業を支えてくれていることも改めて認識しました。これからも地元のため、日本のためにご発展されることを願っています。
0コメント