直前に雨が⁈ピンチの運動会を救ったみんなの力

息子二人が通う富田西小学校の運動会が開催されました。(私はこの学校のPTA会長を務めています。写真中央)


数日前から天気を心配しながら準備を進めてきましたが、前日の天気予報は朝から曇りという事で何とかなるだろうと思っていました。

しかし、今年の運動会は大きな試練が待ち構えていました!

朝7時の場所取りが終わった直後、本降りの雨が降り出し整備されたグラウンドがみるみる水浸し、海の様になってしまいました。

私は雨が収まるのを呆然と立ち尽くしながら見守るしかありません。

しばらくすると、ようやく雨も弱ってきましたが、見渡す景色はとても運動会ができる状態じゃないと一瞬思いました。

しかし、この運動会のために練習を積んできた子どもたち、お弁当を作ってくれたお母さん、仕事を休み場所取りをしたお父さん、楽しみにしていた地域の方々の事を考えると、できればこの日に何とかならないかと思いました。

これからの予報を見ると幸いにも午前中は大丈夫そうな事もあり、学校の総合的な判断で決行する事になりました。

そこからは子どもたちと一緒に家族、地域の方々が総出でグラウンド整備に取り掛かりました。

スポンジや雑巾を使ってグラウンドの水を吸い上げ、汲み取り、運び出していきます。

私も何度か皆さんにマイクで呼びかけましたが、それにしても多くの方々が協力してくれて、あれほどあった水溜まりがどんどん無くなっていきます。

その甲斐もあって何とかグラウンドが運動会を始められる状態になり、45分遅れで開会式が始まりました。

私はプログラム0番の水取り競争ですでにクタクタでしたが、子どもたちは競争や演技で元気ハツラツ、普段の練習の成果を十分に発揮して、グラウンドコンディションなど物ともせず躍動していました。

午後からの雨予報に備えて、一部プログラムを短縮したり、その他イレギュラーな段取りに手を取られて、私は自分の子どもの徒競走を見逃してしまいましたが、何とか午前中に無事に予定のプログラムを終える事ができました。

これも多くの方々のご協力のおかげです。心から感謝申し上げます。


しかし、安心するのはまだ早すぎました。

閉会式のPTA会長の挨拶で私が登壇している時に、ちょうどまた雨が降り出し、慌ててかなりの早口で挨拶を済ませました。(最初の画像)

そこからはまた、荷物の搬出や迎えで一斉に押し寄せる車の整理に追われて、もみくちゃになりながら慌ただしく今年の運動会は終わりました。


本当に疲れ果てましたが、イレギュラーの連続の中でも大きな怪我やトラブルも無く無事に終えてホッとしました。

実は、私がPTA会長を務めて2年連続の朝の雨によるグラウンド整備となり、ちょっと責任を感じています。


来年は何の憂いもない運動会を心から願います。

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井本よしろう 周南市議会議員 オフィシャルサイト

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