一般質問 新庁舎の行政サービスは「ハードよりハート」

本日の議会、朝一番に登壇して一般質問を行いました。

今回は以下の2つの大項目について質問。(以下、質問通告文)


1.新庁舎における行政サービスについて

(1)いよいよ市役所が本年6月から8月にかけて新庁舎に移転する。さまざまな機能強化が図られるが、市民が行政サービスの充実を実感できる業務体制を同時に構築する事も非常に重要であると考える。そこで以下を問う。

ア.新庁舎に移り、窓口業務はどのように変わるのか。また、ワンストップサービスの内容はどういうものか。

イ.全職員のホスピタリティーの向上がこれまで以上に重要だと考えるが、どうか。


2.消防団の車両について

(1)道路交通法の改正により、平成29年3月12日以降に取得した普通免許では、重量3.5トン以上の車両の運転ができなくなった。そのため、今後取得される普通免許では、3.5トン以上の消防団車両を運転できず、活動への支障が懸念される。そこで以下を問う。

ア.市内の消防団の車両のうち、問題となる3.5トン以上の車両の台数は。

イ.今後、購入する車両は3.5トン以下の仕様にするなどの対応はできないのか。

ウ.今後、自治体が、消防団員の準中型免許の取得に要する費用を助成する場合、国が支援する動きもあるようだが、これに取り組む考えはないか。


以上について質問をしました。


また、今回の周南市議会定例会は現在の庁舎で行われる最後の議会です。質問の冒頭に長年、市政や議会の表舞台を担ってきた議場と先人たちの想いに敬意と感謝の気持ちを伝えました。

そして、先日のブログでも書きましたが、今議会では64年ぶりにボートレース徳山で開催される「SGグランドチャンピオン」のPRで赤いポロシャツを着て出席しています。特に私は、一般質問中は常に中継に映りこむ議席なので率先して着用・PRをしてきましたが、登壇の場でも当然、赤いポロシャツで臨ませていただきました。

上の画像は、

「皆さん!この機会にボートレース徳山SGグランドチャンピオンに行きましょう。!」

と皆さんに呼びかけてガッツポーズしているところです。

肝心の質問ですが、メインの質問の新庁舎での行政サービスは、市民が充実を実感できるワンストップサービスをはじめ、新たなシステムと言葉遣いや対応などのホスピタリティーの向上の必要性を中心に訴えました。

自分の言いたいことは全て伝え、概ねご理解はいただいたとは思いますが、定期的な研修の実施やマニュアルの更新など具体的な話まで答弁がもらえなかったことはちょっと残念に思いました。


職員の対応というのは市民にとっても、とても関心の高い事柄だと思います。

新庁舎移転をきっかけに「新庁舎ができてよかった、便利になった、また職員の対応が変わったな」と思ってもらえるような市役所の体制や職員の意識改革が必要だと思います。

新庁舎への移転が始まりハード整備はひと段落しますが、市民にとって大切なのはむしろこれからの心のこもったソフトの対応です。


「ハードも大切ですが、ハートの方がより大切です。」

新庁舎は完成しても新たな挑戦がここから始まる事を肝に銘じて、市民に向けての行政サービスの向上に努力をしてほしいと思います。

私もまた先進地の事例の研究や市民の意見を聞いて、今後もこのことについて提言を続けていきます。

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井本よしろう 周南市議会議員 オフィシャルサイト

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