“子どもプロジェクト-2-中学生編”子供達に一生の思い出を!長州力さん石川選手からもエール!

“子どもたちの未来にエール!プロジェクト・第1段 中学生編”

コロナ禍の大変な時代を懸命に生きる子供達を地域で応援するプロジェクトの中学生編を開催しました。

(富田・福川中の学校運営協議会と共催)



中学生編では、新南陽地域の富田・福川中学校の卒業生全員(対象255人)を遠石会館に無償で招待しました。

会の中では、学校生活を振り返りながら地域とのつながりが感じられる演出をほどこした、一生の思い出となるような非日常の体験が提供されます。


3月10日に卒業式を迎えたばかりの卒業生を、3月14日に富田中、3月15日に福川中の2日間にわたり遠石会館に迎えました。


市内の移動ですが、安全性や感染対策も考慮して送り迎えに大型バスをチャーターしました。(十分なスペースと換気を確保)


石段の下に着いた子供達が列になって参道を登っていきます。

この数年、修学旅行をはじめ色々な学校行事が通常通りできなかった子供達は、この時点ですでにとても楽しそうにしていました。


会場は通常300人は入る広い会場を半分の定員で使用し、ソーシャルディスタンスをしっかりとった配置に加え、パーテーションも設置、常時換気もする厳重な対策をとりました。

会場にはいると皆「うわぁ」とか「結婚式じゃん!」などと、マスクの下からも喜びと驚きの声が漏れていました。


そしていよいよ開演!

まず最初に子供達に演じてもらった「本日の注意事項」で感染対策上の注意点を分かりやすく映像で伝えました。

立ち歩かない、大きな声で話さない、マスク着用(食事以外)、黙食など徹底した感染対策を基本的なルールとしました。

そして、それでも十分に楽しんでもらえるように、この会の時間と同じ90分の映像を用意しました。


まずは青年部会長から会の趣旨や地域のご支援について演説。


第一部「かけがえのない学校生活」

協力してくれた生徒達が選んだ3年間の画像のフォトムービーや、学校生活や卒業式に密着した映像も流れました。

それらの映像に合わせてメッセージも添えさせてもらいました。

その一部はこんな感じでした。

3年間の学校生活が過ぎ
令和4年3月10日 私達は卒業した
長いようで 短かった 3年間
そこには たくさんの出会い
たくさんの思い出 があふれていた
確かに 新型コロナに振り回された
なんで私達だけ
そんなことも思った だけど
友達と一緒だったから
先生が導いてくれたから
お父さんお母さんが寄り添ってくれたから
地域の方が見守ってくれたから
ありふれた日常も 失われた日常も
すべてが 私達の経験となり 
どんな困難も 乗り越える力となった
この先 何が待ち受けていたとしても
きっと 私達は みんなと一緒に
希望にみちた未来を切り拓いていける

卒業式に合わせたメッセージの映像を真剣に見つめる生徒達。

中には涙ぐむ生徒もいて、私も思わず目頭が熱くなりました。


第2部「オリジナルメニューと厳選地元食材の紹介」

そして、いよいよ待ちに待った食事(食育)の時間になりました。

本日のために用意したオリジナルメニュー、そこには地元食材をふんだんに使っています。

  • 鹿野高原豚
  • 周南たこ
  • 周南トマト
  • シマヤ味噌 ぶちうまい
  • 和田・高瀬産米 やまひかり
  • 高瀬茶
  • いよや みそまんじゅう・よもぎまんじゅう

など、市内各所からたくさんの地元食材をご提供いただきました。


また、それぞれ生産現場の様子や生産者の声を映像で見ながら、地産地消が学べる貴重な食育の機会にもなりました。

子供達は美味しくて、盛りだくさんな料理に大満足の様子でした。


第3部「君たちの未来にエール!」

最後に様々な方から応援メッセージをもらった映像が流れました。

メッセージは、生徒達が選んだお世話になった学校関係の方、地域経済人、そしてスペシャルゲストからの大きく3つに分けて、たくさんの方からメッセージが届きました。


下の画像は新南陽商工会議所の佐伯会頭からのメッセージの様子。


中には福川中学校卒業生の東ソー株式会社の安達常務からも。


そして、同じく福川中学校卒業生の東ソー株式会社の山本相談役(前社長)からもメッセージをいただきました。


さらに!周南市出身に長州力さんからも「未来に向けて皆さん頑張ってください。私も応援します!」と力強いメッセージをいただきました。


さらにさらに!山口県が誇る東京五輪日本選手団副団長の石川佳純さんからも!

目標に向かう大切さを自身のエピソードも交えて、「これからの皆さんの日々が素敵な充実したものになりますように」と温かいメッセージをいただきました。

子供達は思いがけぬメッセージに笑顔やどよめきが起こりました。

各校20名ほどのたくさんの方から皆さんの未来にエールが送られました。

会も終わり子供達からは

「とっても楽しかった」
「めちゃめちゃ美味しかった」
「地域から応援をもらいつながりを感じた」「これから人生を進んで行く時にとても大きな言葉をいただいた」

など喜びの声があり、子供達の心にもしっかり届いたんだなと嬉しく思いました。


なかなか先の見えない時代ですが、地域から応援を力と自信に変えて、未来に向けて明るく進んでもらいたいと願っています。


テレビ、新聞などメディアでも

このプロジェクトは、各種メディアでも取り上げられ、TYS テレビ山口の夕方放送の「MIX」でも放送されました。

コロナの影響もあり事前に十分な告知ができませんでしたが、少し当日の様子がお伝えできたと思います。


今年に入ってから新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者の急増やまん延防止等重点措置などもあり毎日、感染状況を心配しながら準備を続けてきました。

その都度、修正や対策を練り直しながら、最終的には安全に楽しく有意義な取り組みを成功する事ができました。

これも本当にたくさんの地域の皆様がご支援・ご協力いただいたお陰です。皆様の温かいご支援・ご協力に改めて心から感謝申し上げます。



●関連記事

“子どもたちの未来にエール!プロジェクト” -1- プロジェクトの趣旨等

“子どもたちの未来にエール!プロジェクト” -3- 小学生編

0コメント

  • 1000 / 1000