【一般質問】富田地区の地域づくり体制の再編とデジタル地域通貨の導入について

令和3年12月議会で登壇し一般質問を行いました。


今回、私が掲げた質問は、

  • 富田地区の地域づくりの支援体制について
  • デジタル地域通貨の導入について

の大きく2項目について聞きました。


性質の異なる二つの質問ですが、これらは「地域」というキーワードでつながっています。

コロナ禍で大きく傷つき失った「地域」のつながりや活力をどうやって取り戻し、これまで以上のものにしていくか、独自のアプローチで問題提起し、提案しました。


【ブログの最後に、一般質問の様子が動画で見れる市議会HPへのリンクもあるので、ぜひご覧ください。】

以下が今回通告した質問内容になります。


1. 富田地区の地域づくりの支援体制について

(1). 市内全域の各地区において、市民センターを中心に地域の特性に応じた主体的な地域づくりと生涯学習が推進されている。しかし、富田地区では新南陽公民館が廃止されて以降、市民センターの機能を有する施設が存在せず、今後の地域づくりの検討課題であると考える。そこで、以下を問う。
ア. 現在、富田地区における市民センターの機能はどうなっているか。
イ. 学び・交流プラザは市全体の生涯学習の拠点であり、新南陽総合支所の地域政策課も行政事務の出先機関との位置づけから、実情は富田地区と密接につながった地域づくりの場としての活用がしづらい現状があると思うがどうか。
ウ. 富田地区における市民センターの機能を担う人員体制と施設をどうしていくのかをこれから地域と一緒に検討していくべきと考えるがどうか。

まず最初の質問は、地元の富田地区で日々活動する中で疑問に思い、今後の大きな課題だと感じていた地域づくりのあり方について問題提起をしました。

今まで議会では大きく取り上げてこられなかった問題ですが、今回の質問で市としても今後の大きな課題として認識してもらえたと思います。

これから、地域づくりの活動の場所や人的支援などを地域や関係部署と継続的に協議して検討していきたいという事でしたので、私も解決のために引き続きしっかり取り組んでいきます。



2. デジタル地域通貨の導入について
(1). 近年、全国でデジタル地域通貨に注目が集まっている。
このデジタル地域通貨とは、特定の地域内で使える電子通貨で、スマートフォン等を使って加盟店や公共施設で利用できる地域独自のキャッシュレス決済の仕組みである。また、商品券の発行やポイントを付与することもでき、市の様々な事業や啓発活動、地域のイベントやボランティア活動との連携なども可能であり、行政や民間、地域団体などで幅広い活用が期待できる。さらに、利用者の消費動向や行動履歴をビッグデータとして収集、解析して行政の政策立案にも生かすことができる。
コロナ禍によりキャッシュレス決済の環境や利用率が大きく進展した本市でも、この機会にデジタル地域通貨の取組を進めてはどうか。

二つ目の質問は、デジタル地域通貨をはじめ、先進技術を使った事業に例示をあげながら行政が取り組む意義やメリットを伝えました。

答弁は「他地域の事例を参考に調査研究したい」という想定内のものでしたが、一定の理解はしてもらえたと思います。

またの機会に研究結果をしっかりと聞こうと思います。


【一般質問の様子はこちらから、ぜひご覧ください↓】

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