新聞各紙に“アクティブレポート” 井本は跨線橋の通行止めについて

私の所属する会派アクティブの会報誌「アクティブレポート」が発行され、本日の新聞各紙に折り込まれました。(周南市域のみ)


毎年1回発行していますが、昨年6人に増員して初めての会報誌。表紙は周南市議会の議場に並んで撮影させてもらいました。

(しかし、よく確認しなかったのですが、私が微妙な表情をしています。よく見て撮り直してもらえばよかった...)

今回の記事は市民の関心の高いこの問題

毎回1人1ページ、各議員が責任をもって市政情報を発信しています。


今回、私は『「古川跨線橋」通行止めの困難を乗り越えよう』と題して、もうすぐ始まる工事と通行止めについての記事を書きました。


現在、後援会活動で地域を回り市民のいろんな話を聞く機会が多いのですが、私の周りでは特に関心の高い話題と感じて記事に取り上げました。

この折り込みを見逃した方もいると思うので、こちらのサイトでもアップしておきます。お時間があればどうぞご覧ください。



「古別跨線橋」通行止めの困難を乗り越えよう
古川跨線橋の全面通行止めを伴う架け替え工事がいよいよ始ります。10年間にも及ぶ工事は、地域一帯の交通環境に大きな変化をもたらし、市民生活や地域経済にも多大な影響を与える事が心配されます。周南市の新たな重要課題ととらえ、行政だけでなく地域や企業が力を合わせてこの困難を乗り越えていかなければいけません。

なぜ掛け替えが必要なのか
古川跨線橋は日鉄ステンレス周南製鋼所(旧日新製鋼)の北に位置する、産業道路と県道下松新南陽線とを結ぶ跨線橋で多くの鉄道線路をまたいでいます。非常に交通量の多い橋梁で、歩道は通学路にも利用されています。整備から55年が経過して老朽化した橋の耐震調査を行ったところ、現在の基準を満たしておらず、様々な手段や工法が検討された結果、耐震補強ではなく早急な架け替えが必要なことが判明しました。しかも全面通行止めを伴う工事期間は10年間にもわたり、事業費も約60億円にものぼる大変な工事となります。
工事期間がこれほど長い大きな理由が二つあります。一つは、運行する鉄道上という特殊な条件下での工事は、工程によっては夜間に数時間しか作業ができないなどの厳しい制約があります。もう一つは、現場は住宅地と密接しているため十分な作業ヤードが取れず、全国的にも稀な非常に複雑で困難な工事を必要とするためです。市民にも長い期間大変な負担をおかけしますが、安全な交通環境を守るために橋などのインフラ施設の計画的な更新はどうしても必要な措置となります。

これまでの対策の取り組み
通行止めの影響を考慮して、これまで様々な協議や対策が行われてきました。
渋滞緩和策として、通勤ルートの周南大橋経由への転換や時差出勤、公共交通機関の利用などを周辺企業に協力依頼してきました。また関係のない車両が生活道路を通り抜けに利用しないように啓発も行っています。
交通安全対策としても、地域や学校、警察などと協議を行い、危険個所の把握や対策工事に順次取り組んできました。橋を渡る通学路は富田川沿いや駅近くの地下道のルートに変更するため、地下道の照明のLED化や転落防止柵、ガードレールの設置、路面表示、カラー区画線などの安全対策も進めてきました。

全面通行止めは5月中旬から
通行止めは当初、今年3月末からを予定していましたが、工事金額の計算ミスが発覚して再入札の為に5月中旬に延期されました。
いよいよ10年間の工事が始まります。現在考えられる様々な対策に取り組んできましたが、それだけで通行止めの影響を全て排除することはできません。工事期間中も実際の状況を注視しながら行政や警察の迅速な対応が求められます。それに加えて周辺企業はもちろん、学校や見守り隊、交通安全協会など地域や団体の連携・協力も重要です。そして一般車両にもご協力いただかなければいけません。
市民と行政、地域、企業が地域を守る一員としワンチームでこの困難を乗り越えていきましょう。ご協力をよろしくお願いします。

以上です。

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