緊急出動!まちの防災拠点に感動 周南市消防本部を見学!

「すげー!」「かっこいいー!」

青年部でまちの防災拠点「周南市消防本部」を大人の社会見学。最新の防災・救急設備に皆んな子どもに還って感動しました!

これは新南陽商工会議所青年部の例会男塾(勉強会)の一環で、今年一年は私が担当としていろんな企画をしてきました。

今年度最後の今回は市の消防署の全面協力のもと、防災・救急の最前線の施設や装備を見学させてもらいました。

メンバーはふた班に分かれてさっそく見学に出動!


まずは119番の通報を受け取る指令室に潜入。(個人情報もあるため撮影はなし)

たくさんのモニターの前には常時4人から7人の署員が万全の体制で通報を待ち構えています。通報の対応をデモンストレーションで見せてもらいましたが、同時にGPSなどで場所を特定するなどの最新技術も含めて迅速な対応に圧倒されました。


次の高規格救急車では、救急隊員自ら救急の装備や処置を説明してもらいました。最近では医師の指示のもと救急隊員が投薬や気管挿管などの医療行為も可能になっています。

そして消防車は何台もありますが、コンビナートのまちらしく薬剤による消火ができる化学消防車なども配備しています。

次は山口県に2台しかない災害支援車。(周南市と下関市)

この車両は総務省消防庁の所属で、大規模災害の際に現地で司令や情報収集の拠点となる役割をもっています。

昨年の7月豪雨災害や熊本地震、九州北部豪雨や台風など最近では毎年のように出動しています。

この特殊車両は大型のキャンピングカーの様な仕様になっていて、居室空間が可動式で広がる仕組みになっています。(昼の画像↓)

次は最新のはしご車を動かすところも見せてもらいました。

高さ30mまで届くはしご車は最新の電子制御で自動で垂直や水平の動きができます。

メンバーは自在に動くはしご車を見上げながら、その大迫力と技術に感嘆の声が自然に漏れていました。

最後に会議室に戻って、救急隊員による訓練展示(救急シミュレーション)を見せてもらいました。


救急隊員が到着して、意識や脈・呼吸の確認、心臓マッサージ、AED、医師と連絡を取りながら薬剤投与や気管挿管など...目まぐるしい救急救命措置を施していきます。

普段の厳しい訓練による的確かつ迅速な救急救命活動を目の当たりにしました。

今回、消防本部の施設や装備、機能や活動を見学でき、私自身にとっても改めてとても勉強になりました。

青年部は、夏の花火大会では毎年消防署にお世話になっていますが、今回を機にまた違った形での連携ができればと考えています。


対応いただいた署員の皆様には大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。


また新南陽に現在建設中の周南市西消防署が完成した際には、皆んなで見学させていただきます。

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