今年も新聞各紙に“アクティブレポート” 井本は「新型コロナの今について」
毎年発行している会派広報誌「アクティブレポート」が今年もできました。
この広報誌は本日2月7日(日)の朝刊の新聞各紙、そして明日2月8日(月)の新周南新聞に折り込まれています。(周南市域限定)
見かけた方はぜひご覧ください。
今回の発行は昨年6月の改選以後初めてという事で、7人に増えたメンバーが表紙に並びました。
男ばかり厳しい表情が並んだ集合写真は、自分たちでも少し恐い気がしますが、コロナ禍の状況下という事からどうかお許しください。
今回も所属議員がそれぞれ関心の高いテーマに分かれて記事を担当しています。
私は今回、「新型コロナウイルスの危機を克服するために今すべきこと」と題して、周南市における新型コロナの現状と今後について執筆しました。
以下にその記事を掲載しますので、こちらでもご一読ください。
「新型コロナウイルスの危機を克服するために今すべきこと」
周南市は現在、新型コロナウイルス感染症によって大きな困難に直面しています。世界的な感染拡大はついに周南市にも及び、市内で連日新たな感染者が報告されています。地域経済や市民生活の悪化も大変心配ですが、今ここでその元凶である感染拡大を食い止めなければいけません。そのために我々は今何をするべきか。周南市の新型コロナに関する現状と今後についてお伝えします。自分自身の問題と捉えて一緒に考えてみてください。
(令和3年1月27日時点の情報です。最新情報や詳細等は周南市HP等でご確認ください。)
市内の発生状況など
周南市内の新型コロナの新規感染者数は累計で173人に達しています。11月下旬から増加しはじめ、年末年始の急増を経て現在でも高い水準が続く深刻な状況です。(上図参照)この主な要因は全国的な感染拡大に加えて、感染者の多い地域との往来が年末年始に増加した事などが考えられます。また家庭内感染やクラスター、経路不明な事例も複数報告されています。
この危機的状況に私達ができる対抗策は、マスク着用やこまめな手洗い、三密や大人数の会食を避けるなど、当たり前の感染予防を徹底するほかはありません。薄れてしまった危機感、警戒感を再び強く持つ事こそが、大切な人の命とこの社会を守る最善の方法です。
医療・検査体制について
もし皆様に感染の疑いがある場合には、感染拡大防止の観点からも迅速に相談・受診などの対応をとる必要があります。
現在、山口県では身近な「かかりつけ医」で感染症の相談や受診、検査ができる体制が取られています。市内の46の医療機関で受診、36の機関で検査ができます。発熱などの症状はまず「かかりつけ医」に電話でご相談ください。また市の相談窓口や24時間対応の「受診・相談センター(#7700)」でもこうした医療機関をご案内しています。
検査はこの他に、旧新南陽保健センター跡に開設した「地域外来・検査センター」においても、かかりつけ医から完全予約制で検査を受け付けています。また特に症状などがなくても検査を希望する方は、新南陽市民病院で自費検査が可能になった他、高齢者や基礎疾患を持つ方、妊婦の家族一人を対象にドライブスルー方式の検査費用の一部を市が助成する取り組みもあります。(県予防協会:3月30日まで)
ワクチンが長い戦いの流れを変える
日本でもワクチン接種がいよいよこの春に始まります。時期や供給量、詳しい対象者はまだ未確定ですが、国は2月のワクチン承認を目指し、その後全国一律で高齢者等から優先接種が始まります。周南市でも全市民の接種に向けてワクチン対策室を設置し、クーポン券の発行や医療機関との調整など体制整備を急いでいます。
ワクチンへの不安感もあると思いますが、大多数が接種して初めて社会で感染拡大を抑える効果を発揮します。皆様が安心して接種できるよう、行政でもワクチンの正しい知識を発信していきますので、積極的な接種をお願いします。
当たり前の日常を取り戻せる日は必ず来ます。ただそれはあなたの今の行動にかかっています。あなたと大切な人の健康と幸せ、罹患された方の早期回復を心から願っています。
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